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保護監督誓約書の書き方(刑事事件)

 おはようございます! 

 梅雨だというのに,快晴ですね

 

 さて,当事務所では,刑事事件もよく取り扱っています。

 その中で,当事務所では,逮捕されてしまった方の身内の方に,「保護監督誓約書」((逮捕された身内をこれから)保護監督をします)という誓約書を書いて頂いて,弁護士が預かり,裁判所や検察官に提出することをよく行っています。(再犯可能性が低いことの立証)

 

 その「保護監督誓約書」の書き方についてよく質問されます。

 私は(試行錯誤した上結局),「書き方に正解はありません・・・あえて,回答するなら,逮捕された方が,いかにあなたにとって大切か,なぜ彼女(彼)がこのようなことをしてしまったのか,これからあなたがどうすれば再犯を防ぐことができるかを,面会を重ねて具体的によく考えて頂き,それを紙に書いていただくのがよい。」とお答えしています。

 中には弁護士に代筆を頼む方もいらっしゃいます。時にはお受けすることもあるのですが。。。やはり本人が書いたものよりも何か「魂」が入っていない気がするのです・・・。

 

 本人オリジナルのものにはかなわない,ということを実感したのは,私がまだ駆け出しの頃。逮捕されてしまった方の母親(80歳前後)に,保護監督誓約書を書くようお願いしました。

 その方は,目が見えにくく文字を書くのもおぼつかないとのことで,保護監督誓約書を書くのを最初は戸惑っておられました。

 苦労されたでしょう。出来上がった書面には,震える大きな字,しかし,ボールペンで力強く,こう書いてありました。

 

 「うちのバカ息子をおゆるしください。私の力でよいのなら,最後の力で,何をしてでも,必ずや,立派に更生させます。どうか今回だけはおゆるしください。名前◯◯◯◯」

 

 便箋の文字は,たったこれだけです。

 この文章には,再犯を防ぐために何をするかという「具体性」はありません。が,「精一杯のことはする」,という母親の子に対する愛情が,その書面からは強く強く伝わってきました。

 そして何より逮捕された本人は,強い感銘を受けたことでしょう。

 私は,この書面に,私なりの意見書・本人の反省文を添付し,検察官に,裁判をしないよう申し入れをし,早期に身柄が解放されました。

 

(事案は,ぼかして記載しました。)

 

 

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